<こんな方の悩みを解決する記事です>
- 生物物理化学を学びたい
- おすすめの教科書を知りたい

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- 京大院卒の研究者
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化学のおすすめ教科書は以下の記事にまとめています。
生物学のおすすめ教科書は以下の記事にまとめています。
この記事では教科書/参考書という言葉を使い分けています。
- 教科書・・・講義で使用するもの
- 参考書・・・講義で使用しないが、学生の理解を助けるもの
生物物理化学のおすすめ教科書/参考書
生物物理化学は物理化学の中でも生物に焦点を当てた学問です。
京都大学では薬学部や農学部の学生が学んでいます。
物理化学の基礎知識があると理解が進みます。
特に熱力学や統計力学の知識を用いて、タンパク質の構造解析や酵素の速度反応論を論じたりします。
生物/物理/化学の知識が組み合わさった面白い学問分野です。
The Molecules of Life: Physical and Chemical Principles
著:Kuriyan, John, 著:Konforti, Boyana, 著:Wemmer, David
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京大薬学部で使用する参考書です。
生物物理化学の名著として知られています。
Introduction to Protein Structure
著:Branden, Carl Ivar, 著:Tooze, John
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京大薬学部で使用する参考書です。
タンパク質と核酸の立体構造に関する世界標準の教科書です。
レーニンジャーの新生化学

著:David L.Nelson, 著:Michael M.Cox, 著:中山和久
¥9,680 (2023/02/11 21:26時点 | Amazon調べ)

京大薬学部で使用する教科書です。
生化学の本ですが、タンパク質や核酸の立体構造についても学べます。
Outline of Crystallography for Biologists
Oxford University Press, USA
¥11,385 (2023/02/11 21:28時点 | Amazon調べ)

京大薬学部で使用する教科書です。
構造解析の技術について学べます。
物理化学 (生命薬学テキストシリーズ)


京都大学薬学部で使用する参考書です。
薬学部の学生が学ぶべき物理化学の知識が厳選されています。
上巻は物理化学の基礎内容なので、既に物理化学を学んだ事がある学生には不要でしょう。
下巻では生物の内容が入ってくるので、生物物理化学を学びたい学生におすすめです。
蛋白質機能の分子論

京都大学薬学部で使用する参考書です。
古い本で入手困難なので、読んだことありません。
たのしい物理化学

京都大学農学部で使用する教科書です。
生物物理化学というよりは普通の物理化学の教科書です。
とても分かりやすいので、物理化学を簡単に学びたい方におすすめです。
既に物理化学を学んだ方には不要でしょう。
最後に
生物を学ぶためには、物理化学の基礎知識が必要不可欠です。
生物を学ぶ学生は物理化学が苦手な方も多いですが、簡単でもいいので内容を理解しておきましょう。