<結論>
電験二種は二次試験対策が重要です。
<こんな方の悩みを解決する記事です>
- 電験二種の勉強方法が知りたい
本記事は電験三種レベルの知識がある方を対象にしています。
電験三種レベルの知識に不安がある方は、以下の記事を参照ください。
電験三種/電験二種に関する記事をまとめています。
電験二種の勉強方法
電験二種は一次試験と二次試験に分かれます。
一次試験は電験三種と同様マーク式の選択問題です。
一次試験に合格すると二次試験に進みますが、二次試験は筆記式の自由記述問題になります。
電験二種はこの二次試験を突破するための対策が重要になります。
一次試験対策
電験三種レベルの知識がしっかりと身についているならば、ハードルは低いはずです。
いきなり電験二種の過去問にチャレンジしましょう。
過去問は収録年数の多いものを選ぶべきです。お勧めの過去問は以下になります。

詳細は以下を参照ください。
電験三種と比較して注意する点は以下の通りです。
・理論対策
電験二種一次試験が電験三種と大きく異なる点は理論科目の難化です。
電験二種では微分方程式など、大学レベルの数学知識が必要となります。
科目別の対策は別途記事を作成予定です。
因みに私は大学基礎レベルの数学力を既に有していたため、理論は苦戦しませんでした。
・暗記項目の増加
電力/機械/法規科目の暗記内容について、より深い知識が要求される傾向にあります。
電験二種一次試験は6割の点数を取れば良いので、参考書を隅から隅まで覚える必要はありません。
しかし過去問で出題された暗記項目は全て覚えるくらいの気持ちで取り組んだ方が良いです。
よって、できるだけ多くの過去問を解くことが重要になります。
私は書店で入手可能な電験二種の過去問は全て目を通しました。
私は特に法規科目に不安があったので、更なる演習量を確保するために電験一種の過去問にも目を通しました。
電験二種受験者は、必要に応じて電験一種の過去問を上手く取り入れていくべきでしょう。
二次試験対策
電験二種は二次試験対策が重要です。
一次試験の過去問がある程度解けるようになったら、二次試験対策に時間を確保しましょう。
こちらもいきなり過去問に取り組めば良いです。
必須の過去問は以下になります。

詳しい内容は以下の記事も参照ください。
最初は全く解けなくても構いません。私も最初は全く解けませんでした。
過去問を解答を見ずに解けるまで何度も繰り返します。
特に注意する点は以下の通りです。
・計算問題は落とさない
電験二種二次試験は計算問題と記述問題にわかれます。
計算問題の方が比率が大きいため、計算問題をしっかりと解答できれば合格できます。
記述問題は出題範囲が絞りづらく、対策が取りずらいです。
計算問題は確実な得点源になるので、特に重要視して学習を進めましょう。
必要に応じて、電験一種の過去問から計算問題を抜き出して学習するのも効果的です。
電験二種二次試験は電験一種の過去問から出題されることも多々あります。
・記述問題対策はほどほどに
記述問題は扱う範囲が広く対策が取りずらいですが、一次試験対策と合わせて行うと効果的です。
一次試験は文章の穴埋め問題ですが、解答となる用語だけでなく問題文全体の内容を理解するように心がけます。
本番で記述問題を完答することは難しいですが、部分点だけでも取れるように対策しておきます。
また余裕があれば以下の参考書を読んでおくと良いです。
記述問題対策として、市販されている参考書の中で最もお勧めできます。
何か分からないことがあればいつでも参照できるように、手元に置いておくと良いでしょう。
オンライン講座もあります
電験二種二次試験は筆記試験になります。
演習量の確保、また自分の解答を添削してもらうために、オンライン講座の受講もおすすめです。
オンライン講座の中でも最も安い部類に入るのはJTEXです。
式サイト:JTEX
オンライン講座に興味のある方は、以下の記事も参照ください。
電験二種レベルの方であれば市販の参考書でも十分に理解できる方が多いかもしれません。
そんな方は市販の参考書のみで突き進めばOKです。
最後に
電験二種は二次試験対策、特に計算問題を確実に解けるよう対策しましょう。
この記事を最後までご覧下さりありがとうございました。