<結論>
しっかりと学びたい場合は遠回りしよう。
<こんな方の悩みを解決する記事です>
- 電験の参考書や過去問の内容が理解できない
- 基礎からじっくりと身につけたい
- 電験一種合格までを見据えている
電験関連の内容は以下の記事にまとめています。
ぜひ合わせてご覧ください。
電験の理論を学び始める前に、最低限の数学力が必要不可欠です。
数学力に自信のない方は以下の記事を参照ください。
はじめに
電験に合格する最も効率的な学習方法は、過去問研究だと思います。
過去問が理解できなければ、電験の参考書を読むと良いでしょう。
しかし電気初心者の方は過去問も参考書も理解できない場合があります。
実際に私がそうでした。
そんな方は少し遠回りになりますが、電気に関する専門書を読むことをお勧めします。
専門書なので電験の出題範囲外の内容も含まれています。
遠回りになりますが、電験の枠を超えた真の知識が身に付きます。
また電験三種から電験二種、電験一種とステップアップする計画の方は、専門書の知識を身につけておくと後々役に立ちます。
あなたが苦手な分野だけでもチェックすると理解が深まるでしょう。
電験の理論対策
電磁理論
<キーワード>
クーロンの法則/電界/電位/静電容量/静電エネルギー/オームの法則/磁界/磁束/電磁力/電磁誘導/インダクタンスなど
電磁気学の専門書です。
じっくりと腰を据えて、0から電磁気学を学びなおせます。
大学で学ぶ電磁気学のおすすめ参考書です。
電気回路
<キーワード>
定電圧源/定電流源/抵抗の直列並列回路/重ね合わせの定理/テブナンの定理/△-Y変換/ブリッジ回路/正弦波交流/電力/力率/共振/三相交流/過渡現象など
電気回路の入門書です。
大学1年生が最初に学ぶ参考書になります。
電子理論
<キーワード>
電子の運動/ダイオード/トランジスタ/増幅回路/半導体素子/発振回路/パルス回路/変調と復調など
非常に分かりやすい電子回路の本です。
おすすめです。
電気・電子計測
<キーワード>
誤差と補正/直流電圧・電流の測定/交流電圧・電流の測定/電力・電力量の測定/無効電力・電力量の測定/周波数の測定
京都大学で使用される教科書です。
私はこの本で学習しました。
少しレベルが高いので、もっと優しい参考書を探しても良いかもしれません。
最後に
電験の理論対策として、各分野の専門書を紹介しました。
さすが専門書だけあって内容は高度ですが、基礎からしっかりと記載されています。
この専門書を読んでから、電験の参考書を読むと理解が進むでしょう。
この記事を最後までご覧下さりありがとうございました。