環境化学は薄い教科書でさらっと学んでおこう。
<こんな方の悩みを解決する記事です>
- 環境化学のおすすめ教科書を知りたい
- 京都大学で使用されている教科書で勉強したい

- 独学で京大に現役合格
- 京大院卒の研究者
- 専門書1000冊読破
- 国家資格を多数取得
化学系のおすすめ教科書は以下の記事にまとめています(リンク集になります)。
この記事では教科書/参考書という言葉を使い分けています。
- 教科書・・・講義で使用するもの
- 参考書・・・講義で使用しないが、学生の理解を助けるもの
環境化学のおすすめ教科書/参考書
環境化学を専門にする学生は少ないと思います。
大学院入試でも出題されないので、それほどまじめに勉強する必要はありません。
因みにこの記事で紹介する環境化学の本は事前知識がなくても読めると思います。
薄くて読みやすいので、教科書というよりは読み物感覚でokです。
今後は環境問題が世界全体の課題としてクローズアップされる時代がやってきます。
環境問題の解決には化学の力が必要不可欠です。
環境と化学:グリーンケミストリー概論(☆おすすめ☆)
京都大学工学部工業化学科の参考書になります。
薄くて非常に読みやすい本です。隙間時間に軽く読み流すだけでokです。
グリーンケミストリー
京都大学工学部工業化学科の参考書になります。
こちらも薄くて読みやすいですが、先に紹介した本よりは無機質です。
先に紹介した本を先に読んで、環境化学に興味が沸いたらこの本も読む感じで良いと思います。
環境化学

京大の全学共通科目で使用する参考書です。
環境化学だけでなく地球化学についても学べます。
地球化学に興味があれば、以下の記事も参照ください。
地球環境化学入門

京大の全学共通科目で使用する参考書です。
地球環境問題について化学的に理解できます。
入門書としてもおすすめです。
最後に
環境化学についてはそれほど多くの本を読む必要はないと思います。
環境化学を専門にする学生は少ないからです。
しかし企業に就職すると、環境化学の知識が求められることがあります。
特に工場などのものづくりの現場では、排水や排ガスを綺麗な状態で排出することが求められます。
また環境化学の知識だけではなく、環境関連の法令を沢山覚えなければなりません。
公害防止管理者という環境関連の国家資格が用意されており、工場には必ず必要な人材です。
もしも環境化学に興味があるのであれば、この資格を取得するのもお勧めです。
学生のうちに取得してくと、就職にも有利になると思います。
公害防止管理者については以下の記事を書いていますので、参考にしてください。
この記事を最後までご覧下さりありがとうございました。