<こんな方の悩みを解決する記事です>
- 放射化学を学びたい
- おすすめの教科書を知りたい

- 独学で京大に現役合格
- 京大院卒の研究者
- 専門書1000冊読破
- 国家資格を多数取得
化学のおすすめ教科書は以下の記事にまとめています。
この記事では教科書/参考書という言葉を使い分けています。
- 教科書・・・講義で使用するもの
- 参考書・・・講義で使用しないが、学生の理解を助けるもの
放射化学のおすすめ教科書/参考書
放射化学では原子核の構造について深く踏み込みます。
化学系の学生は原子核と電子(特に電子)さえ理解しておけば、事足りることがほとんどです。
よって放射化学を深く学ぶ学生は少ないです。
ですが「原子核の構造」って面白そうではないですか?
放射化学の本を1冊読めば、全体像を把握することが可能です。
前提知識はほぼ不要です(物理化学や無機化学の知識があると理解しやすい)。
しかし深く学ぶならば、原子核物理学などの知識があると良いです。
因みに原子核物理学はかなり難しいです。
現代放射化学
京都大学大学院で使用される参考書です。
放射化学について広く浅く学べるのでおすすです!
放射化学概論
京都大学大学院で使用される参考書です。
先に紹介した本よりも新しいので、こちらもおすすめです。
原子力工学 放射線化学
私が個人的に読んだ本です。
こちらも面白かったので紹介しておきます。
最後に
私たちは普段意識していませんが、自然界の様々な放射線に被曝して生きています。
また放射線は医療分野でも診断や治療に用いられています。
化学の範囲に留まらず、様々な広がりを見せる放射化学。是非学んでみて下さい。