<こんな方の悩みを解決する記事です>
- 公認心理士試験に合格したい
- 心理学に興味がある

- 独学で京大に現役合格
- 京大院卒の研究者
- 専門書1000冊読破
- 国家資格を多数取得
資格試験の定番参考書は以下の記事にまとめています。
公認心理士とは
公認心理士は心理学に関する国家資格です。
心理学の知識を生かして、様々な人の心の悩みに寄り添います。
就職先としては、以下のようなものがあります。
- 病院(精神科・心療内科・保健所など)
- 学校(特別支援学校など)
- 民間企業
- 児童相談所
- 福祉施設(障害者・老人)
- 裁判所
- 少年院
- 刑務所
資格取得には大学・大学院で心理学の講義を修了する必要があり、受験資格が厳しいです。
試験は選択式の筆記試験のみです。合格率は50%ほどです。
出題分野は以下の通りです。
- 公認心理士としての職責の自覚
- 問題解決能力と生涯学習
- 多職種連携・地域連携
- 公認心理士に関する制度
- 心の健康教育に関する事項など
- 心理学・臨床心理学の全体像
- 心理学における研究
- 心理学に関する実験
- 知覚及び認知
- 学習及び言語
- 感情及び人格
- 脳・神経の働き
- 社会及び集団に関する心理学
- 発達
- 心理状態の観察及び結果の分析
- 心理に関する支援
- 障害者の心理学
- 健康・医療に関する心理学
- 福祉に関する心理学
- 教育に関する心理学
- 司法・犯罪に関する心理学
- 産業・組織に関する心理学
- 人体の構造と機能及び疫病
- 精神疾患とその治療
しかし公認心理士の勉強をすれば、心理学に関する幅広い知識が得られます。
因みに公認心理士と似た資格として、臨床心理士があります(臨床心理士は民間資格です)。
公認心理士と臨床心理士の両方取得もお勧めです。
公認心理士試験対策テキストまとめ
定番のテキストを紹介します。
赤本 公認心理師国試対策2022

公認心理士試験の過去問です。
公認心理士試験に限りませんが、試験勉強の第一歩は過去問を読むことです。
問題を解く必要はないので、試験の雰囲気を確認するためにも必ず目を通しておきましょう。
心理教科書 公認心理師 完全合格テキスト

過去問を一通り眺めたら、この本で本格的に勉強をスタートさせます。
まずは初心者向けの簡単な本から始めましょう。
公認心理師必携テキスト
先に紹介した本よりも詳しいです。
この本をがっつり勉強したいところです。
先に紹介した本を読んでいてわからない所があった時に、この本を参照するのもありです。
公認心理師現任者講習会テキスト
かなり詳しい本です。
辞書として手元に置いておくと良いです。
あとは時間の許す限り過去問を解きまくれば合格できるはずです。
公認心理師の基礎と実践
公認心理士試験にとどまらず、心理学を深く理解したい方におすすめの本があります。
著:野島 一彦, 著:元永 拓郎, 著:山口 豊一, 著:金沢 吉展, 著:花村 温子, 著:高橋 幸市, 著:増田 健太郎, 著:生島 浩, 著:菅野 泰蔵, 著:小林 孝雄, 著:板東 充彦, 著:小俣 和義, 著:宮崎 昭, 監修:野島 一彦, 監修:繁桝 算男, 編集:野島 一彦
¥2,200 (2022/10/03 11:07時点 | Amazon調べ)

全部で23巻あり、心理学に関する広くて深い知識が身に着きます。
気になる巻だけ読むのもありです。
最後に
京都大学で使用する心理学の教科書は以下の記事にまとめています。