＜こんな方の悩みを解決する記事です＞
- TOEIC800点から何を勉強したらよいか分からない
- TOEIC900点を目指したい
- 英検１級を目指したい
- 英語が話せるようになりたい
筆者の英語力
私は新入社員研修で初めてTOEICを受験した際の得点が８１０点でした。
リーディングとリスニングがほぼ半分ずつでした。
大学受験や大学での研究活動で英語に触れていたおかげで８００点は超えれたのだと思います。
TOEICは慣れともいいますし、あと何回か受験したら９００点いけるかも？と思いました。
しかし英語はまったく話せませんでしたし、TOEICにも苦手意識がありました。
大学受験のおかげで読み書きはできましたが、聞いたり話したりすることには苦手意識がありました。
これから英語力を伸ばすためには何をしたら良いか？
結論、あとは目的に合わせて好きにすれば良いと思います。
この記事では色々な勉強法を提案しますが、個人の目的に合わせて取捨選択してください。
英単語の勉強方法・おすすめ参考書
英単語は覚えれば覚えるほど力になります。
決して無駄にならない勉強ですし、隙間時間にも取り組めるのでおすすめです。
特に社会人は忙しいので、通勤時間などに音声を聞くだけでも力になると思います。
英単語が苦手な方もおられると思うので、レベル別におすすめの英単語帳を紹介します。
TOEIC800点以上の方は英検１級の単語帳まで飛ばしてください。
中学卒業～高校１年生
私が一押しする英単語帳です。
この単語帳のメリットは以下の通りです。
- 長文を読みながら英単語を覚えられるので知識が定着しやすい（リーディングの勉強にもなる）。
- 長文の音声が手に入る（リスニングの勉強にもなる）
- 入門レベル～上級レベルまで揃っている（このシリーズだけでほぼ全レベルに対応できる）
長文を読みたくない人は、収録されている英単語を覚えるだけでもOKです。
読者の好みに合わせて自由に使い分けることが出来る点も、この単語帳の素晴らしい点です。
高校２年生～大学受験
幅広い学習者に対応できる単語帳です。
中堅大学レベルであれば、この単語帳のみで乗り切れるでしょう。
難関大学受験
旧帝大を始めとした難関大学受験対策になります。
この英単語帳をマスターした段階で、東大京大入試・TOEIC８００点は狙えるレベルだと思います。
速読英単語であれば、入門編～上級編まで効率的にレベルアップすることが出来ます。
大学生～大学院生
大学生用の速読英単語といえる内容。
速読英単語に慣れ親しんだ方であれば扱いやすいと思います。
長文の内容もアカデミックな内容で面白いです。
英語を学びながら、教養を身につけることが出来ます。
大学院試験やToefl試験など、アカデミックな英語試験対策にも使えます。
大学院生～社会人
ポチップ「速読英単語 上級編」をマスターすると、ほとんどの英単語帳は役に立たなくなっています。
英検準１級の英単語は既に知っているので、英検１級の単語帳で更にレベルアップを目指します。
この本に収録されている英単語はほとんど初見だと思うのでやりがいがあります。
この英単語帳をマスターすれば、追加の英単語帳は不要だと思います。
社会人は時間が無いので、通勤時間などの隙間時間に音声を聞いて覚えましょう。
因みにTOEIC800点の方が900点を目指すだけなら、この英単語帳は不要です。
TOEIC対策の上級単語帳として「金のフレーズ」や「黒のフレーズ」があります。
個人的にはこれらの英単語帳でさえも不要だと思います。
もちろん英語が話せるようになりたいだけの方もこの単語帳は不要です。
英単語を極めたい方へ
英検１級の英単語帳をマスターした時点で既に英単語を極めていると自信を持って良いです。
しかし更なる高みを目指したくなるのが人生です。
ポチップまだまだレベルの高い英単語帳があることに驚きつつ、知ってる単語ににやにやしましょう。
ポチップTOEFLを目指している方はどうぞ。
英検１級の英単語帳より難しいと思います。
ポチップ
ポチップ個人的にはここまでやらなくて良い気がしますが。。
英単語を極めたい方はどうぞ。
リーディングの勉強方法・おすすめ参考書
大学受験を真剣に取り組んだ場合、リーディングの苦手意識は小さいかと思います。
あとは目的に応じて自由に学んでいけば良いです。
大学受験であまり英語を勉強しなかった方は、大学受験用の参考書で勉強するのもありです。
例えば以下の参考書をおすすめします。
大学受験レベルの英文法
私が高校生の頃に使っていた参考書です。
分かりやすくておすすめです。
大学受験レベルのリーディング
「英文標準問題精講」をこなせれば大学受験レベルとしては十分だと思います。
「英語長文問題精講」までやればTOEIC800点レベルまでいけると思います。
英字新聞を読みたい
英字新聞が読めるとかっこいいですよね。海外の情報をいち早く入手できるようになります。
しかし難易度は高めです。以下、（独断と偏見で）難易度順に並べて紹介します。
やさしく読める英語ニュース
以下の点から非常におすすめです。
- 文章が短いので隙間時間に読める。
- 日本語訳付き
- 英単語の解説付き
- 音声付き
- 無料
まさに至れり尽くせりですね。ただTOEIC800点レベルには物足りないです。
NHK WORLD JAPAN
こちらも以下の点から非常におすすめです。
- 日本語訳付き
- 動画付き
- 無料
先に紹介した「やさしく読める英語ニュース」よりも英文の量と質が上がっています。
TOEIC800点レベルであればちょうどよい難易度だと思います。
VOA Learning English
海外のニュースを英語で発信しています。無料です。
個人的に一押しです。
英語は分かりやすく、また音声を聴くことでリスニングの勉強にもなります。
あとは日本語訳があれば最強でした。
TOEIC800点レベルであればちょうどよい難易度だと思います。
CNN NEWS
アメリカのニュースサイトです。無料です。
こちらも生きた英語を学べます。
このあたりからTOEIC800点レベルだと厳しくなります。
逆に言えば、この辺りの英文で学習すればリーディング力の更なる向上が期待できます。
BBC NEWS
イギリスのニュースサイトです。無料です。
生きた英語を学ぶことが出来ます。
かなり難しいです。
番外編：The Japan Times
これまで無料のものを紹介しました。有料のものも紹介しておきます。
公式サイト：The Japan Times Alpha 
英字新聞を定期購読するタイプです。
英語学習者向けに作られているので内容は素晴らしいです。
日本語訳＆解説付きです。
CNNやBCCを読めるようになりたいけど難易度的に厳しい方は、こちらを検討ください。
洋書を読みたい
主に小説や漫画の洋書を紹介します。英字新聞よりも楽しめるものが多いでしょう。
洋書の内容に惹かれ、時間を忘れて英語を読めるようになればリーディングマスターになれます。
しかし難易度は高めです。以下、（独断と偏見で）難易度順に並べて紹介します。
漫画
まずは好きな日本の漫画を英語で読んでみると良いでしょう。
日本語版と英語版で比較しながら読むと楽しいです。
しかしお金がかかる所が欠点ですね。
TOEIC800点レベルであれば余裕です。
小説（日英対訳）
漫画の次は小説にチャレンジです。日本語訳があると良いですね。
アマゾンで「日英対訳」と検索すれば色々と出てきます。
本によって難易度のばらつきが大きいので、試し読みなどしてみたいところです。
Loyal Books
洋書を無料で読めるサイトです。しかも音声付き！
日本語訳はありません。
上級者は色んな洋書にチャレンジしてみましょう。
学術書を読みたい
英単語の記事でも紹介しました。
学術的な文章が読めます。
おすすめです。
英語論文を読みたい
主に大学院生や研究者向けの内容になりますので、別の記事にまとめています。
リスニングの勉強方法・おすすめ参考書
とある英語の大先生が、英語で最も重要なスキルはリスニングだと言ってました。
大学受験ではあまり重要視されないため、苦手なまま社会人になってしまう人も多いです。
隙間時間に聞き流すことも可能なので、日々の英語学習に積極的に取り入れていきましょう。
リスニングは英単語の勉強と合わせると効率的です。
中学卒業～高校１年生
おすすめの英単語帳としても紹介しました。
リスニング学習にも使えます。
高校２年生～大学受験
同上。
難関大学受験
同上。
大学受験で使用する教材です。
英文法を学びながらリスニングの勉強もできます。
大学生～大学院生
「速読英単語」と同じ使い方が出来ます。
掲載される英文がアカデミックな内容になっているため、大学生におすすめです。
Toefl対策や大学院入試対策にも使えておすすめです。
大学生～社会人
VOA Learning English
海外のニュースを英語で発信しているサイトです。
英文を読みながら音声を聴くことが出来ます。
音声は非常にゆっくりなので聴き取りやすいです。
無料です。
NHK WORLD JAPAN
日本やアジアのニュースを英語で発信しているサイトです。
身近な内容なので興味を持ちやすいです。
先に紹介したVOA Learning Englishよりも難易度高めです。
無料です。
Friends
洋画を見ながらリスニングの勉強をします。
Blu-rayディスク/DVDディスクを買えば字幕（日本語訳や英語訳）も見れておすすめです。
好きな洋画があれば何でも良いですが、特になければ「フレンズ」をお勧めします。
「フレンズ」は男女6人の会話がメインになっており、活きた日常英会話が学べます。
そして何より笑える話なので楽しいです。
リスニング勉強のお供に
英語リスニングは通勤通学中の隙間時間に勉強することも可能です。
しかし電車やバスの中はうるさくて聞き取りずらいですよね。
そんな時はノイズキャンセリングイヤホンの出番です。騒音を遮断し、リスニングに集中できます。
ポチップ本格的に聴くならヘッドホンタイプ。ノイズキャンセリング性能が素晴らしいです。
バス、電車、飛行機などどこでも使えます。
ポチップヘッドホンタイプよりもノイズキャンセリング性能が落ちますが、気軽に使えます。
ライティングの勉強方法・おすすめ参考書
英語ライティングの基礎は大学受験用の参考書で身につけることをおすすめします。
大学受験レベルの英語ライティング力が身につけば、実用においても不便することは少ないでしょう。
また全く英語を話せない方は、まず書いてみることから始めてみてはいかがでしょうか。
以下、高校生レベルからステップアップする方法を私の経験踏まえて紹介します。
高校生～大学受験
大学受験用の参考書として１冊だけ選ぶなら、「基礎英作文問題精講」がおすすめです。
ポチップこの参考書をマスターすれば、高校生レベルから実用レベルまでステップアップ可能です。
しかし英作文は難しい科目であり、習得するには相当な努力が必要です。
英文法を意識しながら、記載されている英文を暗記するくらいの気持ちで取り組んでも良いでしょう。
大学受験用の参考書に記載されている例文や問題の解答文は非常に応用が利きます。
これらの文を基礎知識として蓄え、必要に応じてカスタマイズすれば様々な場面で使えます。
大学生～社会人
大学受験用の参考書でライティングの基礎（基礎構文）を身につけた後は、演習量を確保しましょう。
ライティングは知識を蓄えるだけでは不十分で、アウトプット量を確保することが非常に重要です。
ここから先は間違えることを気にせず、書いて書いて書きまくりましょう。
英語日記を書く/英語ブログを書く
よくおすすめされる方法ですが、アウトプット量を確保するためには効果的です。
お金もかからないですしね。
英語日記を続けていると、以下の悩みを持つかもしれません。
- 毎回同じような文章を書いてしまう
- 自分の書きたい文章ではなく、自分の書ける文章を書いてしまう
- 自己満足で終わってしまい飽きてしまう
全て私の体験談です。しかしこれで問題ありません。確実に力が付いています。
毎日続けることが理想ですが、飽きたら休憩してもいいです。
ある程度間隔を開けたらまた始めるなどして、末永く付き合っていきましょう。
Twitterでつぶやく
英語で発信します。楽しいのでおすすめです。
他者からのレスポンスも期待できるので、続けやすいでしょう。
しかし短文で終わってしまうことが多いことが欠点ですね。
資格試験の問題を解く
英検やToeflにはライティングの試験があります。
この試験問題集を解くことでライティングの勉強になります。
試験対策にもなって一石二鳥ですね。
英検
Toefl
添削サービスを利用する
ライティングの勉強をしていると、自分の書いた文書が正しいのか確認したいと感じるでしょう。
添削サービスは書籍を買うより割高になりますが、最も効果的にライティング力を伸ばせます。
自分の英作文に自信を持つきっかけにもなります。
アイディー
一回166円（50単語あたりの価格）で英作文を添削してもらえます。
少しだけ試してみるのが良いでしょう。
英会話のＮＥＷ
ネイティブと交換日記をするサービスです。楽しく続けられると思います。
1週間980円のお試しプランもあるので、興味があればぜひ。
週三回の交換日記で16500円/月～22000円/月（支払方法によって異なる）の費用が掛かります。
HiNative Trek（ハイネイティブトレック）
毎日ライティングとスピーキングの課題が送られてくるので解答します。
その後先生から個別フィードバックが届くという仕組みです。
ライティングとスピーキングを毎日の習慣にできます。
16333円/月～19600円/月（支払方法によって異なる）の費用が掛かります。
英語論文を書きたい
主に大学院生や研究者向けの内容になりますので、別の記事にまとめています。
スピーキングの勉強方法・おすすめ参考書
英語を話せるようになりたい方は多いです。
大学受験の勉強をどれだけ頑張っても、なかなか話す訓練は積めないですよね。
本当に話せるようになりたいなら、普段から英語を話す機会を作る工夫が必要だと思います。
また最低限のリスニング力やライティング力は必要なので基礎学習も怠らないようにしましょう。
発音
スピーキング上達においては、何よりもまず「発音」を鍛えることが重要です。
正しい英文を話しているつもりでも、相手に伝わらなければ意味がありません。
フォニックスで検索すれば、Youtubeでも動画が見られると思います。
発音練習は地味ですが重要です。ぜひ練習しましょう。
音読
英文の音読もスピーキング練習に効果的です。
例えばリーディング教材を素材にすると良いでしょう。
欠点としては途中で飽きてしまうことですね（私の経験談）。
英語で独り言
英語で独り言をつぶやきます。
無料でいつでも実践できるおすすめ練習法です。
日常生活において一つ一つの出来事を英語に直していきます。
上手く英語に訳せなかったら、都度ネットで調べましょう。
一人でやるのでどうしても飽きてしまうのが欠点ですね。
シャドーイング
洋画を見ながら、聞こえてきた英語を反復して発話します。
好きな洋画が特になければ、「フレンズ」をおすすめします。
フレンズは男女6人の日常会話がメインになっており、英語学習にはうってつけです。
出てくる英語も比較的シンプルで分かりやすいです。
なにより笑える話なので楽しいです。
スマホアプリ
先に紹介した音読や独り言、シャドーイングに飽きてしまったら、スマホアプリもお勧めです。
楽しく学べますよ。一度試してみてはいかがでしょうか。
[ios専用]AI英会話【スピークバディ】
オンライン英会話
費用が掛かりますが、最も効果的に学習できます。
スピーキングだけでなくリスニングの勉強にもなりますし、なにより人と話せると楽しいです。
オンライン英会話は種類がありすぎてどれを選べば良いか分からないと思います。
まずは無料でお試しできるので、気軽に色々と試してみると良いです。
私自身、おそらく40社ほどのオンライン英会話を試してきました。
個人的なおすすめを一つだけ挙げるなら、「ネイティブキャンプ」がおすすめです。
オンライン英会話はとにかく安い値段で沢山話せるものを選ぶべきです。
ネイティブキャンプは定額制でオンライン英会話し放題なので、話せば話すほど元が取れます。
最後に、オンライン英会話は恥ずかしいという方は、一人で練習する方法もあります。
こちらは3980円/月です。１か月だけやってみるのもアリですね。