京大合格体験記【独学で現役合格するぞ!】

大学受験

<結論>

何かを成し遂げた経験は、人生の大きな糧となります。

<こんな方の悩みを解決する記事です>

  • 京大に受かる人ってどんな人?
  • 京大を目指した方がいい?
  • 京大を目指す苦労は?

<この記事について>

私が京大を目指すに至った経緯や、その後独学で現役合格するまでの体験をまとめました。私にとって京都大学は大きな目標でした。無名の県立高校(京大進学者数0人)から京大に合格するまでに苦労した体験などをそのまま書いていきます。

くんたらす
くんたらす
  • 独学で京大に現役合格
  • 京大院卒の研究者
  • 専門書1000冊読破
  • 国家資格を多数取得

京大の合格体験記

高校生の頃の私は、何か大きなことを成し遂げたいという強い気持ちがありました。

特に深い理由はありませんでした。ただ何となく面白そうだったからです。

たった一度の高校生活、平凡な3年間で終わらせたくありませんでした。

高校1年生

とはいうものの、高校生の私はとても視野が狭いです。高校が私の世界の全てでした。

何かを成し遂げるといっても勉強や部活しか思い浮かびませんでした。

勉強や部活は必ずやらなければいけないものでしたので、この辺りで手を打つのが手っ取り早いと考えました(私の高校では部活動に所属するのが義務でした)。

私は未経験の運動部に入部し、そこで全国大会を目指すことにしました。部活動が終わってからも自主練習に励む毎日でした。

しかし高校1年生の終わりごろに大きな怪我をしてしまい、全国大会を目指す気力が失われました。

いま思い返すと大したことはありませんが、その頃の私にとっては大きな挫折でした。

仕方がないので勉強でトップを目指すことにしました。

ですが東大は地理的に距離があり、親に金銭的な迷惑をかけることが明白だったので諦めました。

私は親に迷惑をかけることを極端に恐れる性格だったので。。

なので、家からも通える京都大学を目指すことにしました。片道2時間30分ですが。。。

学校で受けた全国模試(ベネッセ)では、何の勉強もせずに京大B判定がとれました。

なんか行ける気がしました(笑)

高校2年生

私の高校では京大進学実績0人だったので、学校のテストでどれだけいい点数を取っても、京大に受かる保証はありませんでした。

塾に通いたかったですが、親に金銭的な負担をかけたくなかったので諦めました。

私はネットでお勧めの参考書を調べたり、本屋で参考書をひたすら読み漁りました。

私が実際に使用した参考書は、以下の記事内にまとまっています。

ですが参考書だけではどうしても不安だったので、親に無理を言ってZ会(通信教育)をやらせてもらえることになりました。少し精神的に安心感が得られました。

Z会 高校生向け

私は学校の授業に頼らずに、独学で勉強することを決意しました。

学校の授業は退屈でした。教科書を読めば10分で分かる内容を、長々と聞かされることが苦痛でした。

学校の授業をサボって自主学習できれば、あんなに苦労しなくて済んだのに。

私は高校まで自転車で1時間ほどの距離を通っていました(電車代を親に負担してもらうのが申し訳なかったので。。。)。

一応部活動も続けていたので、家に帰ってから勉強する時間がほとんどありませんでした。しかも部活や通学で疲れ果てて、家に帰るとすぐ寝てしまいます。焦りと罪悪感が入り混じる毎日を送っていました。

私の勉強時間に関することは以下の記事でまとめています。

全国模試(ベネッセ)ではB判定だったりC判定だったりしました。

この頃に京大の過去問をチラ見していましたが、まったく解ける気がしませんでした。

全国模試の判定では行けそうな雰囲気がありますが、実感としては間違いなく落ちるという感じでした。

高校3年生

この時期になると、京大に特化した模試が開催されます。

夏に受けた京大オープン模試では、D判定でした。

やはり実際の京大の問題はかなり難しいと感じました。

私の高校は授業の進度が遅く、特に理科(物理/化学)は未修の状態で模試を受けたりしていました。

これでは正確な判定を得ることができません。私は本当に京大を受けて良いのか不安になりました。

親に迷惑をかけることを極端に恐れる性格だったので、浪人はしたくありませんでした。

私は志望校を落とし、A判定が取れそうな阪大にしました。

一度落とすと、次々と落としたくなります。阪大の過去問を見るとそれなりに難しいので、より確実に受かりそうな大学を探したりしていました。

かなり逃げ腰になっていました。これまでの私の頑張りは何だったんでしょうか?

そんな中、秋に受けた京大オープンでたまたまA判定を取ることができました。同じ時期に受けた別の京大オープンではD判定だったので、本当にたまたまだったと思います。

ギリギリまで京大を受けるか迷いました。しかし個人的には諦めムードでした。

そんな中で背中を押してくれたのは親や教師でした。

親は、京大を目指すなら一度くらい浪人しても良いと言ってくれました。

教師は、京大オープンでA判定を取れたのに受けないのはもったいないと言ってくれました。

京大の入試はかなり怖いです。難しい問題が普通に出題されるので、下手したら0点で終わる可能性があります。京大の難易度については以下の記事でまとめています。

そんな不安な気持ちの中、一か八か京大を受験する決意をしました。

本番はかなり緊張しましたが、数学は数問完答することが出来ましたし、英語や理科もなんとなく解くことが出来ました。これまでの努力が報われていく感じがしました。

蓋を開けてみると、合格者平均点+100点で合格していました。

人生最高にうれしい瞬間でした。

京大を目指すメリット

京大に合格した肩書は、その後の人生において間違いなくプラスに働きます。

人は良くも悪くも、人を肩書で判断するからです。

就職活動でも有利になりますし、就職後も京大卒として一目おかれます。

ですがしょせん肩書でしかないので、その点は注意しておく必要があります。

私の中で一番のメリットは、何かを成し遂げたという経験です。

自分なら出来るという実感は、その後の人生で様々なことに挑戦する原動力になります。

そして、自分なら出来ると思って一生懸命努力すると、大抵のことは上手くいくものです。

自分に自信が付くというのは、非常に大きなメリットだと思います。

京大を目指すデメリット

やりたいゲームや遊びを我慢して、日々時間に追われながら生きていました。

今思い返すと、少し後悔しています。

高校生の頃しかできないことをもっと大切にすべきだったかもしれません。

何かの目標に向かってなりふり構わず突き進むのも良いですが、何もしないでただぼーっと日々を過ごす時間も貴重です。

時間を浪費することで学べる大切なことが沢山あります。今になってそのことに気づきました。

高校の友達と遊ぶのは高校でしかできません。大人になるとそれぞれ別々の場所で暮らすことになったり、また予定が合わなかったりします。

最後に

あなたは京大を目指して良かったですかと問われるなら、私はYesと答えます。

確かに犠牲にしたものは多いですが、それ以上に得られたものは大きいです。

本当に自分に自信が付きました。

勉強はいつからでもできますが、そうはいっても京大を目指すなら高校生の時期がベストです。

いばらの道になることは覚悟しなければなりませんが、ぜひ目指してほしいと思います。

最後までこの記事をご覧下さりありがとうございました。

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