<結論>
平日は2時間、休日は5時間くらいでした。
<こんな方の悩みを解決する記事です>
- 京大に合格するにはどれくらい勉強すればいいの?
- 勉強スケジュールの立て方を知りたい
- 進学塾には通わずに独学で勉強したい

- 独学で京大に現役合格
- 京大院卒の研究者
- 専門書1000冊読破
- 国家資格を多数取得
京大に現役合格するためには、周りのみんなよりも沢山勉強する必要があります。以下の記事では京大の難易度について紹介していますので、本当に京大を目指すか悩んでいる方は参考にしてください。
私の合格体験記は以下の記事です。
京大の受験勉強時間:概要
私が勉強スケジュールを立てる際は、以下の2点を意識していました。
- 頭を使う勉強は集中できる時に行う
- 頭を使わない勉強は疲れている時や集中できない時に行う
私の場合、「頭を使う勉強」とは以下のようなものでした。
- 新しい分野の予習
- 長文を読む(英文読解、国語の現代文など)
- 数学の難問を解く
逆に「頭を使わない勉強」は、
- 既にやった内容の復習
- 意味を感じない学校の宿題
- 暗記(英単語や古文単語など)
これは人それぞれ違うと思いますので、あなたなりに「頭を使う勉強」と「頭を使わない勉強」を分けてみて下さい。
私の場合、学校の授業も頭を使わない勉強に分類していました(笑)
集中できる時とは
寝起きは頭がさえているので、集中できてお勧めです。
早起きできる場合
「頭を使う勉強」をするときは、早起きしてやると勉強効率が良いと思います。30分でも1時間でもokです。
ただ私の場合、通学に1時間くらいかかったので7時には起きないと学校に間に合いませんでした。早起きして勉強するためには6時くらいに起きる必要があります。
何度か早起きして勉強しましたが、辛すぎて挫折しました(笑)
早起きが出来るかどうかは個人差があります。自分に合うかどうか確かめるためにも1~2週間くらい早起きしてみて下さい。
<注意>
早起きが出来るかどうかは、ある程度継続してみないと分かりません。体が慣れていないので、1日目や2日目は辛くて当たり前です。最初の内は勉強しなくても良いので、ただ起きるだけでもチャレンジしてみましょう。
朝勉強できるようになると、時間の限られた受験競争においてかなり有利に戦えます。
早起きできない場合
朝以外にも寝起きの環境を作る方法があります。
私の場合は、学校から帰ってきてすぐに仮眠を取りました。
仮眠は15分から30分が良いと言われていますが、私の場合は起きれませんでした(笑)
なので1時間から、多いときは2時間くらい仮眠していました。
その後に晩飯やお風呂などを済ませることで目が冴えていきます。
そして夜寝る前に勉強できれば、かなり集中できました。
あとは寝るだけなので、自分の限界にチャレンジできます。これが良い点です。
疲れている時や集中できない時とは
高校生は日々色んなことがあるので、疲れている時や集中できない時があると思います。
そんな時は寝てしまってもokですが、「頭を使わない勉強」をやってしまうのもお勧めです。
私の場合、一人じゃないと集中できないタイプだったので、学校にいる時は「集中できない時」でした。
授業の合間などに面倒くさい宿題を終わらせたりしていました。
学校では作業系の勉強をメインにして、家に帰ってからどれだけ濃密な勉強時間を確保できるかが勝負だと考えていました。
それだけ学校の勉強を信用していなかったということです。。。進学校ではなかったので。。
京大の受験勉強時間:学年別
以下では私の勉強スケジュールを学年別に紹介していきます。
高校1年生
この時期は学校生活にも慣れておらず、更に今まで未経験だった部活を始めたので疲れがちでした。
部活は運動部でしたし、また通学は自転車で1時間かかっていました。体力的にかなりきつかったです。
- ~19時30分:帰宅
- ~21時30分:仮眠
- ~23時:食事など
- ~0時30分:勉強
- ~7時:起床
平日の勉強時間は1時間30分くらいですね。
ゲームをしたり、漫画を読んだりしたかったですが、我慢していました。今思うとかなりストイックだったと思います。
休日は午前中に部活があり、午後は少し遊んでいました。そして遊び終わったら仮眠(笑)
- ~19時:帰宅
- ~20時:仮眠
- ~21時30分:勉強
- ~23時:食事など
- ~0時30分:勉強
休日の勉強時間は3時間くらいですね。
本当に京大を目指すならば、高校1年生から勝負した方が圧倒的に有利です。
ほとんど勉強せずに京大に受かる人もいますが、私は才能がないと自覚していましたし、浪人だけはしたくありませんでした。
学校の勉強もあてにならなかったので、プライベートの時間にどれだけ勉強できるかが勝負でした。
高校2年生
高校2年生くらいになると授業も進んでくるので、勉強する範囲が増えてきます。
ですが平日の勉強時間を増やすことはできませんでした。
私は睡眠時間を削ることはしませんでした。集中して勉強するために睡眠は重要だと考えていたからです。
学校の授業中に寝たかったですが(笑)、先生に怒られるのが怖くて出来ませんでした。
休日は遊ぶ時を少し減らして、4時間くらい勉強していました。
高校2年生も後半に近づくと、受験を意識し始めました。
高校3年生
私は高校3年生の初めに部活を辞めました。大きな怪我をしてしまい、完治するのに時間がかかったからです。
平日は18時くらいには帰宅出来るようになりました。
なので平日は2時間30分くらい勉強していました。
休日は5時間くらいです。
この時間を聞いて、多くの方は「少ない」と感じるのではないでしょうか?高校3年生になると、休日は1日10時間くらい勉強するという話をよく聞きます。
私が家で勉強する時は、量よりも質を重視していました。なので休日の5時間はかなり集中して勉強していました。
もちろん10時間集中できればベストですけどね(笑)
あとは効率的に勉強することです。勉強方法については別の記事で書いていますので参考にして下さい(この記事の冒頭にリンクが張っています)。
京大の受験勉強時間:科目別
科目によっても勉強時間や力の入れ方が違います。
英語
かなり力を入れました。英語は受験において超重要科目です。どの大学を目指すとしても英語はほぼ必須だと思います。
また将来も役に立つ科目なのでモチベーションも保ちやすかったです。
勉強に要した時間の割合としては以下のような具合です。
- 高校1年生:5割
- 高校2年生:3割
- 高校3年生:1割
英語は出来るだけ高校初期の段階で完成させるのがベストです。高校後期になると数学や理科の勉強に時間を取られますので。
ですが京大の過去問は難しいので、過去問を本格的にやったのは高校3年生の時です。
数学
こちらもかなり力を入れました。数学は理系にとって得点源になります。
数学は英語と比べると将来役に立つ可能性は低いですが、単純に問題を解くのが楽しかったです。
勉強に要した割合としては以下のような具合です。
- 高校1年生:4割
- 高校2年生:4割
- 高校3年生:3割
数学は学校で習った内容を、その都度受験レベルまでもっていくイメージで学習しました。
ですが京大の問題は難しいので、高校3年生になってやっと過去問に挑戦できるようになりました。
国語
国語は勉強しても得点につながりにくいので、控えめに勉強しました。
勉強に要した割合としては以下のような具合です。
- 高校1年生:1割
- 高校2年生:1割
- 高校3年生:0割
国語は英語と同じで、高校初期の段階で学習するのがお勧めです。私はほとんど力を入れませんでしたが。。。
また現代文よりは古文漢文のほうが得点源になりやすいので参考までに。
理科(物理/化学)
理科も理系にとっては得点源になります。しかも数学より簡単なのでコスパ良いです。
ですが高校の授業進度が遅いことが多く、受験までに勉強出来る時間が限られてくるのが欠点です。
勉強に要した割合としては以下のような具合です。
- 高校1年生:0割
- 高校2年生:2割
- 高校3年生:6割
高校3年生で一気に完成させる必要があります。そのためにもその他の科目は早めに勉強しておきましょう。
因みに0割と書いている所でも少しはやっています。分かりやすさ重視で0割と書いているだけです。
最後に
この記事を最後までご覧下さりありがとうございました。
これくらいは勉強できると思った方は、ぜひ京大を目指してみて下さい。
レベルの高い大学を目指しておいて、あとから志望校を落とすのは簡単なので。

