<こんな方の悩みを解決する記事です>
- 生態学のおすすめ教科書を知りたい
- 京大で使用する教科書を知りたい

- 独学で京大に現役合格
- 京大院卒の研究者
- 専門書1000冊読破
- 国家資格を多数取得
生物学のおすすめ教科書は以下の記事にまとめています。
この記事では教科書/参考書という言葉を使い分けています。
- 教科書・・・講義で使用するもの
- 参考書・・・講義で使用しないが、学生の理解を助けるもの
生態学のおすすめ教科書/参考書
生態学では生物と環境の相互作用について学びます。
生物学だけでなく、気候や地質など非生物学分野とも関連が深い学問です。
生態学を細かく分けると、以下の通りとなります。
- 動物行動学
- 社会生物学
- 景観生態学
- 個体群生態学
- 群集生態学
- 微生物生態学
- 分子生態学
- 保全生態学
- 森林生態学
- 土壌生態学
- 進化生態学
- 化学生態学
- 繁殖生態学
- 復元生態学
- 応用生態学
大学生のための生態学入門

京大農学部で使用する参考書です。
最初の一冊目としてどうぞ。
生態学―個体から生態系へ

京都大学理学部で使用する参考書です。
世界基準の本でかなり詳しく書かれています。
生態学入門
京都大学理学部で使用する参考書です。
しっかりとした入門書として非常におすすめです。
遺伝子・多様性・循環の科学: 生態学の領域融合へ

京大の全学共通科目で使用する参考書です。
生態学を学ぶなら一度は読んでおきたい本です。
生物多様性と生態学―遺伝子・種・生態系

京大農学部で使用する参考書です。
遺伝子・種・生態系の三部構成で学べます。
植物の生態: 生理機能を中心に

京大農学部で使用する参考書です。
植物生態学について学べます。
植物に興味があれば以下の記事も参照ください。
魚類生態学の基礎

京大農学部で使用する参考書です。
魚類生態学についてよく学べます。
魚類に興味があれば、以下の記事も参照ください(魚類学は動物の一分野です)。
稚魚―生残と変態の生理生態学

京大農学部で使用する参考書です。
稚魚の生理生態学について詳しく学べます。
海岸動物の生態学入門: ベントスの多様性に学ぶ
京大農学部で使用する参考書です。
水の底で生活している動物の生態学について学べます。
とても良い本です。
昆虫生態学

京大農学部で使用する参考書です。
昆虫生態学について学べます。
昆虫に興味があれば、以下の記事も参照ください。
動物行動学
動物学に興味があれば、以下の記事も参照ください。
動物の生存戦略–行動から探る生き物の不思議

京都大学理学部で使用する参考書です。
動物行動学についてわかりやすく学べるのでおすすめです。
比較認知科学への招待―「こころ」の進化学
京都大学理学部で使用する参考書です。
動物のこころについて学べる本です。
動物行動学, オールコック・ルーベンスタイン

京都大学理学部で使用する参考書です。
動物行動学に関する世界標準の本でかなり詳しいです。
Animal Behavior

京大理学研究科(大学院)で使用する参考書です。
英語が読める方はどうぞ。
Measuring Behaviour

京大理学部で使用する参考書です。
動物行動学の研究手法について学べます。
社会生物学
行動生態学と呼ばれることもあります。
動物行動学とも関連が深いです。
新版 動物の社会―社会生物学・行動生態学入門
私が個人的に読んだ本です。
社会生物学・行動生態学とはどういうものか雰囲気をつかめると思います。
行動生態学

京大理学研究科(大学院)で使用する参考書です。
行動生態学の入門書としておすすめです。
行動生態学では動物の行動や生態について研究します。
デイビス・クレブス・ウェスト 行動生態学

京都大学農学部で使用する参考書です。
行動生態学の教科書として非常に有名な本です。
An Introduction to Behavioural Ecology

京大理学研究科(大学院)で使用する参考書です。
先に紹介した本の原著です。
景観生態学
景観生態学
私が個人的に読んだ本です。
景観生態学について学べる貴重な本です。
個体群生態学
生態学のための数理的方法: 考えながら学ぶ個体群生態学

私が個人的に読んだ本です。
個体群生物学で扱う数式についても丁寧に解説されています。
群集生態学
群集生態学
京都大学理学部で使用する参考書です。
群集生態学では種と種の競争・補食・被食などについて学びます。
この分野についてしっかりと学べる本です。
生物間ネットワークを紐とく (シリーズ群集生態学)

京大農学部で使用する参考書です。
他のシリーズも読むと、群衆生態学に関する幅広い知識が得られます。
群集生態学―生物多様性学と生物地理学の統一中立理論

私が個人的に読んだ本です。
難しい内容も含むので、2冊目以降にどうぞ。
生物群集の理論: 4つのルールで読み解く生物多様性

京大の全学共通科目で使用する参考書です。
群衆生態学や生物多様性に関する内容になります。
Community Ecology

京大の全学共通科目で使用する参考書です。
群衆生態学に関する標準的な本になります。
微生物生態学
微生物に興味があれば、以下の記事も参照ください。
微生物生態学への招待―森をめぐるミクロな世界

私が個人的に読んだ本です。
微生物生態学について学べる貴重な本です。
微生物生態学: ゲノム解析からエコシステムまで

私が個人的に読んだ本です。
この分野を専門にするなら是非読んでおきたい本です。
分かりやすく書かれています。
微生物の生態学 (シリーズ 現代の生態学 11)

私が個人的に読んだ本です。
他のシリーズも読むと、生態学に関する幅広い知識が得られます。
分子生態学
分子生物学の知識があると良いです。
森の分子生態学


京大農学部で使用する参考書です。
森の分子生態学について学べます。
海洋微生物の分子生態学入門

私が個人的に読んだ本です。
海洋微生物の分子生態学について学べます。
保全生態学
保全生態学入門―遺伝子から景観まで

京都大学理学部で使用する参考書です。
保全生態学では生態系や生物多様性の保全について学びます。
日本人が書いた本なので読みやすいです。
日本の実例も豊富です。
保全生物学のすすめ 改訂版

京都大学理学部で使用する参考書です。
この分野における世界標準の本です。
迷ったらこの本を選択しておけば良いと思います。
動物園学入門

京都大学理学部で使用する参考書です。
動物園における生態系について楽しく学べます。
動物園動物管理学
京都大学理学部で使用する参考書です。
先に紹介した本よりも内容が充実しています。
絶滅できない動物たち

京都大学理学部で使用する参考書です。
読み物としてもおすすめです。
森林生態学
森林生態学

京大農学部で使用する参考書です。
森林生態学の入門書としておすすめです。
土壌生態学
以下の記事では土壌学に関する記載があります。
必要に応じて参照ください。
土壌生態学入門―土壌動物の多様性と機能
私が個人的に読んだ本です。
土壌生態学について網羅的に学べるのでおすすめです。
土壌生態学 (実践土壌学シリーズ)
私が個人的に読んだ本です。
他のシリーズも読むと、土壌学に関する幅広い知識が得られます。
進化生態学
バイオロジカル・コントロール

京都大学農学部で使用する参考書です。
生態制御の観点から、害虫管理について学べます。
ダニの生物学
京都大学農学部で使用する参考書です。
ダニについて詳しく学べます。
農業生態系管理の観点から、ダニについて学ぶことは重要です。
生き物の進化ゲーム ―進化生態学最前線

京都大学農学部で使用する参考書です。
進化生態学では生物の社会行動の進化について学びます。
これからの進化生態学 ―生態学と進化学の融合―

私が個人的に読んだ本です。
読みやすくておすすめです。
化学生態学
化学生態学への招待―化学の言葉で生物の神秘を探る
私が個人的に読んだ本です。
化学生態学について学べる貴重な本です。
繁殖生態学
植物の生活史と繁殖生態学
私が個人的に読んだ本です。
植物の繫殖生態学について学べます。
復元生態学
時間軸で探る日本の鳥―復元生態学の礎

私が個人的に読んだ本です。
復元生態学について書かれた貴重な本です。
応用生態学
特になし。
最後に
生態学は扱う範囲が広いです。
様々な知識を取り入れる必要がありますが、得られるものも大きいです。