<こんな方の悩みを解決する記事です>
- 素粒子物理学のおすすめ教科書を探している
- 京大で使用されている教科書で学習したい

- 独学で京大に現役合格
- 京大院卒の研究者
- 専門書1000冊読破
- 国家資格を多数取得
物理学を学ぶためには数学の知識が必要不可欠です。
数学力に自信のない方は以下の記事を参照ください。

- 素粒子物理学について
- 素粒子物理学のおすすめ教科書
- 現代素粒子物理:実験的観点からみる標準理論
- 素粒子物理
- 素粒子物理学の基礎
- 素粒子標準理論と実験的基礎
- 高エネルギー物理学の発展
- Introduction to High Energy Physics
- 素粒子標準模型入門
- クォークとレプトン―現代素粒子物理学入門
- X線からクォークまでー20世紀の物理学者たち
- 物理学におけるリー代数ーアイソスピンから統一理論へ
- Weak Interactions and Modern Particle Theory
- 素粒子・原子核物理入門
- ゲージ場の量子論
- An Introduction To Quantum Field Theory
- Quantum Field Theory
- マイクロ波工学―基礎と原理
- 電子・イオンビーム工学
- Accelerator Physics
- Techniques for Nuclear and Particle Physics Experiments
- 格子QCDによるハドロン物理 ―クォークからの理解―
- 格子上の場の理論
- ストリング理論
- 最後に
素粒子物理学について
素粒子物理学は宇宙の始まりや生命の起源について研究します。
非常にスケールの大きな分野ですね。
物理学生は最終的に、素粒子物理学か物性物理学の道に進むことになります。
私は物性物理学を専門としていますが、素粒子物理学も大好きです。
(物性物理学については以下の記事を書いています。ぜひ参照ください。)
素粒子物理学には以下の分野があります。
- 高エネルギー物理学
- 現象論
素粒子物理学を本格的に学ぶなら、基礎的な物理学を一通り学んでおく必要があります。
〇力学
〇電磁気学
〇解析力学
〇量子力学
〇統計力学
素粒子物理学のおすすめ教科書
現代素粒子物理:実験的観点からみる標準理論
京大理学部で使用する参考書です。
著者は実験系の研究者なので実例も紹介されており分かりやすいです。
入門書としてもアリです。
素粒子物理
京大理学部で使用する参考書です。
理論(ゲージ理論)側から見た素粒子物理学の入門書です。
現在入手困難なのが残念です。
素粒子物理学の基礎
京大理学部で使用する参考書です。
かなり詳しく書かれている本です。
腰を据えて学びたい方におすすめです。
素粒子標準理論と実験的基礎

先に紹介した本と合わせて読むと、更に広範な知識が身に着きます。
せっかくであれば、この本も読んで素粒子物理学を極めていって欲しい。
高エネルギー物理学の発展

先に紹介した以下の本と合わせて読むと、高エネルギー物理学を一通り網羅できます。
- 素粒子物理学の基礎1
- 素粒子物理学の基礎2
- 素粒子標準理論と実験的基礎
Introduction to High Energy Physics

京大理学部で使用する参考書です。
高エネルギー物理学の入門書として有名です。
素粒子標準模型入門

京大理学部で使用する教科書です。
素粒子物理学は標準模型から学んでいきましょう。
素粒子には様々な種類がありますが、これらを分類するために標準模型の考え方を使います。
クォークとレプトン―現代素粒子物理学入門
京大理学部で使用する参考書です。
素粒子物理学を専門とする学生はこの本で勉強していることが多いです。
残念ながら現在入手困難なので、原著(洋書)を読むのもアリです。

X線からクォークまでー20世紀の物理学者たち
京大理学部で使用する参考書です。
残念ながら現在入手困難です。
物理学におけるリー代数ーアイソスピンから統一理論へ

京大理学部で使用する参考書です。
素粒子物理学を本格的に学ぶためにはかなり高度な数学的知識が必要です。
この本に挑戦する前に、まずは純粋数学の基礎から学び始めることをお勧めします。
特に表現論(リー群や群論)の知識をつけておきたいです。
Weak Interactions and Modern Particle Theory

京大理学部で使用する参考書です。
英語が読める方はどうぞ。
素粒子・原子核物理入門

京大理学部で使用する教科書です。
実験結果を参照しながら、素粒子の標準理論から原子核理論まで学ぶことが出来ます。
原子核物理学については以下の記事を参照ください。
ゲージ場の量子論
京大理学部で使用する場の量子論の参考書です。
素粒子物理学は場の量子論で記述されます。
場の量子論を学ぶなら必ず読んでおきたい名著です。
An Introduction To Quantum Field Theory

京大理学部で使用する場の量子論の教科書です。
英語が読める方はどうぞ。
Quantum Field Theory

京大理学部で使用する場の量子論の教科書です。
英語が読める方はどうぞ。
マイクロ波工学―基礎と原理

京大理学部で使用する参考書です。
素粒子物理学の本というよりは、高周波立体回路の本です。
素粒子物理学の研究手段として荷電粒子加速器があるので、マイクロ波の知識があると役立ちます。
電子・イオンビーム工学

京大理学部で使用する参考書です。
こちらも素粒子物理学の研究手段として学んでおくと良いです。
Accelerator Physics

京大理学部で使用する参考書です。
加速器理論をしっかりと学べます。
Techniques for Nuclear and Particle Physics Experiments

京大理学部で使用する参考書です。
素粒子実験や原子核実験で必要となる知識を学べます。
内容は高度です。
格子QCDによるハドロン物理 ―クォークからの理解―

京大理学研究科(大学院)で使用する参考書です。
格子QCD(量子色力学)の基本的な知識を身につけます。
素粒子統一理論として有望な弦理論の入門的内容です。
格子上の場の理論

京大理学研究科(大学院)で使用する参考書です。
格子QCDについて詳しく知りたい方向けです。
ストリング理論


京大理学部で使用する教科書です。
素粒子理論の中心テーマの一つである弦理論について学べます。
物理学の諸理論を統一する大統一理論として研究されており、非常にロマンがあります。
以下の通り洋書もあります。


最後に
素粒子物理学以外の物理学分野については、以下の記事にまとめています。
この記事を最後までご覧下さりありがとうございました。