化学系であれば、触媒化学を専門にする学生も多いのではないでしょうか。
仮に専門にしなくても、化学の研究を行う中で触媒を取り扱う可能性はかなり高いです。
触媒は企業においても広く取り扱われていますので、社会人になってからも役立つ知識になります。
触媒化学は細かく分けると固体触媒や分子触媒など、それぞれ無機化学的な触媒や有機化学的な触媒が存在します。
この記事で紹介する触媒化学の教科書は、どちらかと言えば固体触媒に寄っています。
固体触媒の知識は一般的な無機化学の教科書や物理化学の教科書にも一部記述されていますが、ざっくりとしか書かれていません。
触媒化学を学ぶのであれば、やはり触媒化学に特化した本を読んでおくべきです。
ここで紹介する本は事前知識無しでも読めますが、無機化学や物理化学の基礎知識があると理解が深まります。
因みに分子触媒の方は、有機化学の教科書に一部記載されています。
分子触媒について詳しく学びたい方は、”有機金属化学”の教科書を読むと良いです。
触媒化学のおすすめ教科書
触媒化学
触媒化学の入門書としてボリューム小さく通読しやすいです。
触媒化学 (応用化学シリーズ)
触媒化学の入門書として読みやすいです。
新しい触媒化学(☆おすすめ☆)
触媒化学に関する定番の教科書で読みやすくおすすめです。
触媒化学(化学マスター講座)(☆おすすめ☆)
非常に読みやすくておすすめです。
触媒化学を専門にする方はもちろん、広く無機化学を学ぶ学生であれば読んでおいて損はないです。
固体材料に関する理解が間違いなく深まります。
触媒化学 ―基礎から応用まで (エキスパート応用化学テキストシリーズ) (☆おすすめ☆)
¥3,300 (2022/03/25 04:50時点 | Amazon調べ)
触媒化学に関する標準レベルの教科書で内容はやや高度なものも含みますが分かりやすいです。
