<こんな方の悩みを解決する記事です>
- 企業で研究者として働きたい
- 希望の部署に就けるか不安
- 希望の部署に配属されなかったらどうする?
私の体験談
少し長いですが、私の経験を紹介します。
私の経歴
私は一生懸命勉強して京都大学に現役合格しました。
大学に入ってからも一生懸命勉強して、上位の成績で希望の研究室に配属されました。
研究室では一生懸命研究して、アメリカやドイツの学術誌に論文を掲載することが出来ました。
勉強や研究に関しては人一倍努力したという自信があったし、将来は研究者になりたいと強く思っていました。
大学で研究者として働く道もありましたが、もっと広い世界を見てみたいと思い就職を決意しました。
大学の教授からは研究室に残るよう引き止められましたが、それでも就職を決意しました。
もちろん企業の研究者として働くつもりでした。
大学の研究が忙しかったけれど、就活も頑張りました。
そして第1希望の会社から内定をもらいました。
この時は将来への期待でいっぱいでした。
入社1年目で事務職に配属される
入社式で封筒を渡され、中身を見た時驚愕しました。
「事務職配属」でした。
最初は何かの間違いかと思いました。
転部願いを出し続けるも受け入れられない
上司との面談があるたびに研究開発職への異動を希望しました。
しかし事務職から研究開発職への異動は難しいとのこと。
私は絶望しました。
事務職で1年、2年と働くうちに、研究への情熱が徐々に失われていきました。
転職を考える
様々な転職サイトに登録しました。
しかし「せっかく第1希望の会社に就職できたのに」という思いで転職に踏み出せませんでした。
前にも後ろにも進めない日々が続きました。
事務職で少しだけ頑張ってみる
どうしようもないので、とりあえず事務職で頑張ってみることにしました。
今までは研究の事しか考えてこなかったので、研究以外にも様々な仕事があることを学びました。
先輩の紹介で研究開発職に異動!!
事務職の先輩による紹介で、研究開発職への異動が決まりました。
とても嬉しかったです。
ですが入社から実に5年が経過していました。
新入社員の頃に抱いていた研究者への情熱は消えかかっていました。
配属リスクについて
企業で働く以上、希望の部署に配属されるとは限りません。
自分のやりたくない仕事をしなければいけない場面も多いでしょう。
それでもその会社で働き続けたいか、よく考えた方がいいです。
本当にやりたいことがあるなら、別の会社の方がいいのかもしれません。
希望の部署に配属されなかった場合
希望の部署に配属されなかった場合の対処法も考えておきましょう。
とりあえずお金が稼げればなんでも良いと割り切れるなら、それでもいいでしょう。
しかし自分のやりたい仕事や夢があるなら、ぜひ前向きな行動を起こして欲しいです。
時間は有限だし、自分の情熱や体力も有限です。
いつの間にか情熱が無くなり、ただの大人になっているかもしれません。
私はたまたま研究開発職に異動出来ましたが、全ての人が上手くいくとは限りません。
最近は転職が当たり前になってきています。研究者としての転職も可能です。
転職については以下の記事も参考にしてほしいです。
最後に
現在は希望していた研究開発職で楽しく働いています。
しかし事務職での仕事を通して視野が広がるにつれて、研究への情熱は失われてしまいました。
もしかしたら大学に残って研究者になった方が良かったのかもしれない。
もしかしたら早めに見切りをつけて転職した方が良かったのかもしれない。
正解は分かりませんが、とりあえず行動しなければ何も変わらないと思います。
これから就職・転職を考える方は、ぜひ積極的に行動して下さい。
そして自分の納得する人生を歩めるといいですね。
この記事を最後までご覧下さりありがとうございました。