<こんな方の悩みを解決する記事です>
- 大学レベルの力学を学ぶためにおすすめ教科書を知りたい
- 京大で使用した教科書を知りたい

- 独学で京大に現役合格
- 京大院卒の研究者
- 専門書1000冊読破
- 国家資格を多数取得
力学を学ぶ際の心構え
理系大学生が最初に学ぶ物理学が「力学」です。
そして多くの大学生が挫折していきます。
高校でも力学を学んだはずなのですが、大学で学ぶ力学は何故か難しく感じてしまいます。
その理由の一つが、数学力の不足です。
大学で学ぶ力学は微分方程式で記述されますが、高校では微分方程式を学びません。
力学を学ぶ上で微分積分学や微分方程式の知識が必要不可欠なので、まずは数学の知識を補強しましょう。以下の記事が参考になるはずです。

大学レベルの微分積分学や微分方程式に慣れることができれば、力学もマスターしやすいです。
大変な道のりですが、「力学」をマスターすることで「大学レベルの物理学」への入場券を手に入れることができます。最初が一番大変です。
「力学」をマスター出来れば、物理学の考え方が理解できます。
焦らずゆっくりでいいので、数学と物理両方を学んでいきましょう。
力学のおすすめ教科書
力学キャンパス・ゼミ
大学生の強い味方、キャンパス・ゼミシリーズです。
物理学を学び始める学生にとって力学は最初の関門です。
まずは簡単な入門書から学んでいきましょう。
演習書にもぜひチャレンジしてください。問題を解くことで理解が深まります。
力学 増補版
京大の全学共通科目で使用する教科書です。
薄い本ですが内容は高度です。
おすすめの教科書なのですが最初の一冊にはおすすめしません。
キャンパス・ゼミシリーズなどで概要を理解した後に読むのがおすすめです。
力学 2018年度版
こちらも京大の全学共通科目で使用した教科書です。
先に紹介した本よりもやや分厚く、やや詳しく書かれている印象です。
力学に自信のある方は先に紹介した緑の本、少し不安な方はこの本を選べばいいでしょう。
力学(物理テキストシリーズ 1)
京大の全学共通科目で使用する参考書です。
物理テキストシリーズは良い本が多いです。
先に紹介した2冊が理解できなければ、こちらも確認してみて下さい。
基幹講座 物理学 力学
京大の全学共通科目で使用する教科書です。
力学を学ぶために必要な数学についても書かれているので、これ一冊で十分な学びが得られます。
力学講義
京大の全学共通科目で使用する教科書です。
可もなく不可もなくといった印象です。
詳解力学演習
京大の全学共通科目で使用する参考書です。有名な力学の演習書です。
問題数が多いので全てをやる必要はありません。
大学院入試対策にも使えます。
最後に
力学のおすすめ教科書を紹介しました。
力学は非常に重要な基礎科目ですので、じっくりと時間をかけて学習して下さい。
いくつかの教科書を読み比べるのも、良い勉強になるでしょう。
力学以外の物理学分野については、以下の記事で解説しています。
この記事を最後までご覧下さりありがとうございました。